新型コロナ発生以来、中国政府は新型コロナに厳しいコントロール状況を維持してきました。個人及び会社に陽性が確認した場合はすべて隔離措置取っています、感染拡大を防ぐため厳しい水際対策実施しております。陽性を確認された地域は隔離によって通常の生産と生活にある程度影響を受けます。

7月に中国の江蘇省で新型コロナの陽性が確認され、さらに輸入貨物船の乗組員から荷役作業員にうつした状況もありましたため、江蘇省はより強い水際対策を実施し、長江を出入りする最も重要な通過港湾都市として、南通市（江蘇省管轄の都市）は、1か月くらいに輸出入貨物船の感染拡大を防止および管理措置を次々と実施により南通港での船の荷役効率が大幅に低下しました。同時に、「専門作業員、専任シフトシステム」の新型コロナ感染拡大防止対策の影響で、パイロット不足になり、長江流域に毎日入れる船の数は通常の3分の1までに減少しました。以上の理由により、長江出口域から長江流域への待機している船の数は現在大幅に増加している状況になってしまいました。貨物を荷役する船が長江流域に速やかに入らないため、新型コロナ感染拡大によって引き起こされた船の運送能力の不足が深刻化し、さらに輸送価格と傭船に関わるコストの上昇につながってしまいました。長江出口域に最近の台風の影響と中国国慶節の連休に接近することにより、現在の船の運送能力不足とこの地域での滞船時間が長いなどのことは短期間内で状況を変わるのが難しいと予想されます。