2024年年頭挨拶
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お客様各位、パートナーの皆様： 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 新年早々に発生した能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。 昨年は過ぎ去り、私たちは共に希望がある2024年を迎えます。過去一年は困難と試練に特徴づけられた年でありましたが、同時に、より強靭な精神と、より強固なチーム力を鍛え上げた年でもありました。 2023年度を振り返ってみると、中国でのコロナウイルスの防疫政策の調整により、3年間続いたゼロコロナ防疫はようやく終息に向かいましたが、長期化した防疫による経済に対する影響は一朝一夕には回復できなかった。消費意欲の低迷や各業界の市場環境は2023年通年で、期待された「回復」状態には至っていません。鉄鋼業界はかなりの影響を受け、生産量が激減し、不動産業界は数量と価格が下落し、寒い冬の状態になります。この様な背景で、中国安徽省産ドロマイトの需要量は全体的に減少しており、本来の需給バランスが崩れ、しばらく供給が需要を上回ることを続けると予想されております。海運市況が比較的低迷していることも相まって、ドロマイトの価格は基本的に下落傾向だと考えられ、2024年度にはより適正な価格レベルまで下落すると予想されます。遼寧省を代表とする中国東北部は鉱物資源に恵まれていますが、相変わらず相対的に後進的な経済、混沌とした経営と不安定な要素が多すぎるという問題を抱えています。そのため、現地での商品開発や事業展開は、リスク回避と事業の安定性向上に重点を置くべきである。 国際的には、ロシア、ウクライナとパレスチナ、イスラエルが軍事衝突の渦中にあり、安全保障上の危機の背後には、経済不況の本質が露呈し、物価は上昇を続け、同時に所得はそれに見合った保障を得られません。その結果、世界の主要国の不動産市場も様々な程度の劇的な変動に見舞われています。中国、米国とカナダの不動産市場では、黄金の10年といわれた高値時代に、徐々に疲れが見え始めています。各業界の全面的な低迷は、世界経済をかなり厳しい状況に追い込んでおり、実状は楽観できない。 日本と中国は隣国であるが、鉱産物の取引は、国際政治的要因の影響を受けやすく、特に経済環境が低迷な特別な時期には、貿易リスクの回避に注意を払うべきであるというのが現実的であります。このような状況に直面した当社は、早くから多産地・多ルートによるリスク分散を手配し、安定供給を確保するための計画を策定してきた。将来に向け、お客様により良いサービスを提供するため、当社は業務能力に加えて、自社の業務員のレベル強化に加え、引き続き鉱山会社と船会社とのコミュニケーションを強化し、全力的にサービスのレベルアップを目指しております。同時に、当社は低利益で運営するという原則に沿って、お客様向けに本当に手頃な価格で質が高いサービスを提供できるように力尽くしており、新旧のお客様のご愛顧を心から歓迎いたします。 中山商事株式会社全体 |